昨日は遅刻・・。

poper2005-03-02

先月の28日は、全国でぶっ倒れる書店員さん続出やったと思いますが、
今日は、朝から荷物を開ける者がワシ入れて二人しかおらず、
それはそれは、しんどい一日でしたわ。
雑誌を分担して出した後、一人はレジへ。
ワシがコミック出した後、新刊検品して、補充検品して、
おまけに1時間ある休憩は30分にして、レジで学習誌の付録掛けですわ。
唯一、コミックが少なかったんが救いやね。
んで、書籍新刊を開けてたら、小学館の、
「汽車旅行」(大城のぼるなる面白そうな漫画に目がとまる。
これは「鉄子の旅」の横に置かなければ、と思いパラパラとめくっていたら、
ちゃんと中に、IKKIコミックの宣伝チラシが挟まってますやんか!
きっちりしてまんな〜。
内容ー
時代は、昭和初期。
親子が、東京から京都まで旅するんやけど、車中での会話や
窓から見える風景に感動したり、舞台はずっと客車の中。
父親が、もうすぐ○○の駅だよ、と解説しながら名古屋に着くまでの話。
(当時の原作は京都まであるらしい)
ただただ終りまで、盛り上がりは一切なく、
多分、普通の読者には、途中で飽きそうになるのだが、
それがまた、本当に長時間、列車で旅をしてる感覚になる。
ただ、好きな人には、途中の駅でホームから駅弁を売るシーンなんかには
たまらなく感動すると思う。
何故か、途中、乗り合わせてきた客が、アニメを作っている人だったりして、
紙に書いた絵が、動くまでを、細かに解説してあるシーンもあって、
それはそれで、面白かった。
普通に、客が降りる準備をして終り、というラストも良い。
同著の「火星探検」は「金魚屋古書店」の隣に置くことに。